京浜健診クリニック様
お客様地域 | 神奈川県横浜市 | ![]() |
---|---|---|
導入ソフトウェア | 総合健康情報システム「THiS」 | |
導入ハードウェア | PC 23台 | |
導入サーバ | Fujitsu TX150 S7 | |
検討時期 | 2010年10月~2012年6月 | |
導入のための準備期間 | 2012年6月~2013年3月 | |
導入期間 | 2013年3月~2013年5月 | |
旧システムとの並行稼働期間 | 2013年4月~2013年8月 | |
本格稼働時期 | 2013年9月 | |
データ移行件数 | 約350,000件 |
導入の背景・経緯
システムの老朽化
健診システムの老朽化により、いつ止まるかわからないという状態であった。
最初はシステムをそのまま更新する方向で動いていたが、Windows OSのバージョンが異なるため新規購入の扱いになり、さらに過去データの移行費用も必要なため予想外の高い金額の見積が出された。
そんな時、アルファインターナショナル(以下、アルファ)の特定健診・保健指導システムを使っていた事もあり提案してもらう事となった。
導入の課題
小幡 進一郎 様
Windows OSのバージョンに影響を受けず
長く利用できる健診システム
以前の健診システムは、新しいバージョンのWindows OSでは動かなかったため、OSのバージョンに関わらずシステムが稼働できるものを探していた。
大容量のデータ処理が必要不可欠
当クリニックでは、開業してからオフコン使用時のデータも含め、全ての結果を保存している。それらのデータの移行はもちろん、これからも全てのデータを蓄積していく事のできるシステムでなければならなかった。膨大なデータの中から瞬時に必要なデータを取り出せる事が必要不可欠であった。
桜田 哲也 様
柔軟性があり自由度の高い健診システム
アルファを含めて5社に提案いただいた。自分達の運用に合わせた柔軟性があり自由度の高い健診システムを探していたが、パッケージに併せた運用を提案される事が多かった。当クリニック独自の帳票が200種類ほどあり、他社からはその帳票をいかに削るか提案されたが、アルファには、「過去に構築したものは継承していきましょう。大切な財産なので上手く利用しましょう。」と言ってもらった。
導入イメージ図
アルファにして良かったこと
小幡 進一郎 様
意見を聞いてくれ、対応が細かくできる
親身になって良く対応してもらっている。当クリニックにとってパーフェクトに近いシステムが出来上がったと思っている。
桜田 哲也 様
専任SEがつくので、要望が伝わりやすく、動きが早い
専任のSEがつくので、要望が伝わりやすく、動きが早いのでとても助かっている。
また、パソコンのスペックが上がっただけではなく、当クリニックの運用に合わせて開発してもらったので職員の時短に繋がった。
◀システム使用風景
将来の展望
小幡 進一郎 様
個人の健診結果がどこの医療施設に行っても同じように管理ができていて、必要な時に引き出せるというのは、当クリニックの設立当初からの究極の目標でもあった。その可能性がマイナンバーにより高まってきている。健診分野の将来に重要な制度であると言えるのではないだろうか。
カルテの保存義務は5年間。そのため、5年経つと大切なデータを削除してしまっているところもある。仮にマイナンバーと健診結果が結び付けられたとしても、データ自体が消されてしまっていたら意味がない。
大容量のデータを管理できる時代になったにも関わらず、保存しない健診機関もあるように見受けられる。
様々な体の変化によって将来どういう問題が生じる可能性があるのかは、積み重ねてきたデータを分析する事で明らかにできる可能性が高い。そのためには、データを削除せず、蓄積する必要がある。
蓄積したデータを基に、いかに高い精度で予防医療を行えるかを常日頃から考慮して、より一層受診者の皆様の健康管理に役立てていきたい。
クリニック概要
施設名 | 京浜健診クリニック |
---|---|
URL | http://keihin-kc.jp/ |
所在地 | 神奈川県横浜市金沢区柳町3-9 |
電話番号 | 045-782-3222(代) |
開業 | 昭和47年10月 |
院長 | 小幡 進一郎 |
健診の形態 | 施設内健診 |
年間受診者数 | 約16,000人 |