TOPICS

TOPICS

2024.2.01

【保健師ブログ 2月号】 ピロリ菌、きいたことありますか?

こんにちは!保健師のなかにしです(^▽^)/

2月は節分、バレンタイン、祝日2日とイベントがたくさんですね♪

まだまだ感染症も流行る時期ですので、みなさんご自愛ください。

今回のテーマは、

【 ピロリ菌 】です。

みなさん、この名前聞いたことありますか?

 

2人に1人はがんになる!?

2020年7月現在の時点では、2017~18年データになってしまいますが、
生涯でがんに罹患する確率は、男性65.5%(2人に1人)、女性50.2%(2人に1人)。
予防できるものは予防をして、罹患率を下げたいですよね。

予防ができるがんとしては、胃がんと子宮頸がんがあります。
今回は 胃がん にスポットを当ててお伝えしていこうとおもいます。

 

胃がんの危険因子って、なぁに?

ピロリ菌は 1982 年に発見されました。
胃がんの危険因子として、喫煙、過剰な飲酒、過剰な塩分摂取などがありますが、もっとも重大な危険因子は

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌; Helicobacter pylori)の存在

と考えられています。
ピロリ菌に感染したことがない人に比べて胃がんリスクが5~15 倍以上になると報告されています。
ピロリ菌感染のほとんどは幼少期までに起こります。免疫力のついた成人はほとんど感染しないと言われており、感染した場合は急性胃粘膜病変を起こすことはありますが、一過性感染で終わる可能性が高いとされています。

検査は、どうやってするの?

消化器クリニックへ通院されている方は、そこで採血や尿素呼気試験を行うことができます。
ここからは 1 年に 1 回の健診にフォーカスを当てていきますね。
今までにピロリ菌検査を受けたことがない人であれば、
採血での抗体検査 をオススメします。

オススメ POINT1

健診は必ず採血を行うので、【ついでに】検査をうけることができる。

オススメ POINT2

採血の量は 0.5ml 程度なので、スピッツの本数も追加する前と【同様の本数】で行える
≪!注意 POINT!≫
ピロリ菌検査で陽性が出た人、除菌後の判定には向いていません!
あくまでもピロリ菌検査 初回時 にオススメする検査です。

 

今回の健診コースに内視鏡検査が入っている人の場合は、
採血での抗体検査 をオススメします。

*ピロリ菌感染が認められた場合は内視鏡検査で胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍があることを確認することで、保険診療で除菌治療を行うことが可能です。わたしが以前勤めていた健診センターでも消化器内科医師はこの方法を推奨していました。

 

その他にもピロリ菌の有無を調べる検査はいろいろあります☆
◆尿素呼気試験
検査試薬を飲み、呼気で検査するもの。
ピロリ菌が除菌が成功しているかの判定時に使用されることが多い。
◆便中抗原測定
糞便中のピロリ菌の抗原の有無を調べます。健診でこの検査を選択されるかたもいらっしゃいます。
◆培養法
内視鏡で胃粘膜を採取し、それをピロリ菌の発育環境下で培養し、菌の有無を診断します。
◆ウレアーゼ試験
内視鏡で胃粘膜を採取し、ピロリ菌のもつウレアーゼ活性を測定し、菌の有無を診断します。
◆組織鏡検法
内視鏡で胃粘膜を採取し、組織標本に特殊な染色をして顕微鏡でピロリ菌の有無を診断します。

 

ピロリ菌に感染していたら、必ず除菌を!!

上下水道が整備されている現代の日本でのピロリ感染は、おもに小児までの間に親から感染することが多
いと考えられていますので、親のピロリ菌検査とピロリ菌除菌が大切です。

 

除菌後は定期的な内視鏡検査を!

ピロリ菌の除菌治療を行っても、胃がんのリスクがゼロになるわけではありません。
1 年に一度の内視鏡検査で経過観察しましょう。
ピロリ菌未感染の方も食道がんやピロリ菌未感染の胃がんのチェックのために 2 年に1度は内視鏡検査を行うことをお勧めします。

 

~健診システム“THIS”の機能紹介~

今回は内視鏡編

わたしが ALPHA のシステムを導入する時に、

これは便利!と思ったのは・・・・

★検査の進捗チェックが出来ること★

内視鏡検査をする前にいくつかの検査をする必要があると思います。
必要な検査が行われているかをチェックし、

もし行われていなかった場合、お知らせしてくれます。
旧システム時代は人の目視で確認していたのでインシデントが起きていました。
THIS にしてからはこのインシデントは 0 件になりました。

この事前チェックの検査項目は、病院ごとに多少違うと思います。
そんなときもパッケージではない THIS のシステムはカスタマイズ出来ます♪
(あまり大きな声で言うと、開発チームが大変になってしまうので小声でいっておきます)

 

アルファインターナショル 保健師/中西

健診システムの導入を
ご検討されている方は
お気軽にご相談ください