TOPICS

TOPICS

保健師ブログ 
2022.12.01

【保健師ブログ 12月号】血圧について(『健診システムTHIS』紹介)

みなさんはご自身の血圧の値を知っていますか?
今回は血圧についてお話していきます。
最後にはALPHAの健診システムTHISのご紹介も
していきたいと思います♪

高血圧、そのままにしていませんか?


いろんなところで耳にするので、耳だこが出来ていると思いますが・・・
血圧が高い状態をそのままにしておくと、動脈硬化が進行しさまざまなリスクが高くなります!
健康診断で指摘を受けている方は、一度病院へ行きましょう。
また毎年健診を受けることで血圧数値の変動も確認できますので、健診もお忘れなく!!

心筋梗塞、狭心症など
動脈硬化により血管が狭くなる、また血管が詰まってしまう
病気であり、高血圧と大きく関係しています。
(心疾患は日本人の死因第2位!)

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など
脳内は細い血管が多く存在し、高血圧の放置で壊れやすくなっていきます。
(日本人の死因第4位!)

腎臓病
血圧が高いと腎臓に負担がかかります。
血液中の塩分の排泄がうまくいかず、さらに血圧が上昇する悪循環を起こしやすくなります。

高血圧を防ぐ生活習慣のポイント


食事
腹八分目とし、1日3回規則正しくとりましょう。
塩分は1日6gまで、一日のアルコール摂取量は、「20g以下
(ビール:中ビン1本、日本酒:1合程度)とし、週2日は休肝日を設けましょう!

—–吹き出しSTART—–
厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査」によると、
東北地方のなかでも北部の4県が上位を独占していました。
塩、醤油、味噌の購入量も東北地方が上位を占めており、
高血圧と塩分が比例していることがわかります。

—–吹き出しEND—–

運動
週に1回は、30分~1時間程度の運動を習慣にしましょう。
少し汗ばむくらいで、人と会話しながら続けられるくらいの運動を行いましょう。

ストレス
ストレスは交感神経を刺激し、血圧を上げる原因となります。
十分な睡眠をとり、ストレスをためないように、心がけましょう。

冬の高血圧に要注意


冬は寒さの影響で血圧が大きく変動する季節です。
急な寒さを感じると、血圧が急上昇します!!
日ごろから血圧が高い人は、急激な温度変化がないように特に注意が必要です。

◆朝、目覚めて布団から出たとき
→上着や室内を温めよう

◆暖房が効いている室内から外へ出たとき
→外気温に合わせた服装を!
→運動をする際は、汗や衣服の管理を行う

◆寒い脱衣所
→脱衣所を暖め、浴室との温度差を少なくする

◆熱いお湯
→湯舟に入る前にかけ湯を忘れずに
→お風呂はぬるめの湯でリラックス
→湯加減は冬場でも40度前後にしましょう

モーニングサージという言葉をしっていますか?


もともと健康な人でも血圧は緩やかな日内変動があり、朝は高くなり夜に低くなります。しかし、朝目覚める前後に急激に血圧が上昇するのが『モーニングサージ』です。 モーニングサージ型は、そうではない人に比べて、脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが2.7倍高いと言われています。病院や健康診断では発見できないモーニングサージ。それを知るためには、朝の血圧を測ることがポイントです。

血圧測定のやり方

ご自宅でも血圧を測る習慣をつけましょう。 毎日測ることが望ましいですが、忙しい人は週に数回でもかまいません。血圧手帳などを利用して記録する習慣をつけましょう。

朝→起床後1時間以内。食事の前、トイレをすませたあと
夜→運動、入浴、飲酒の直後は避けて測定

—–吹き出しSTART—–
今は血圧アプリも
あるので手軽に
記録ができますね♪

—–吹き出しEND—–

~最後にALPHAの“THIS” 機能紹介です~
今回は、血圧編

1、ALPHAの“血圧”は基本的にタブレット画面を設置し、受診者バーコードを読み取ります。トップ画面は上の画像です。

2、バーコードを読み取ると下画面が表示されます。

中西が感じた便利ポイント

 

1.問診にチェックが入った場合、“問診ボタン”の背景が赤色になる!
確認必須対象者が一目でわかるのが便利!

2.前回値が表示されるのでわかりやすい!

3.【完了ボタン】以外に【保留ボタン】がある。
 時間をあけて測定したい方の数値は残しつつ進捗管理はしないことができる!
旧システムでは紙の受診票で全検査終了しているかの確認をしていたため、
チェックのつけ間違いで最後に血圧測定をスルーしてしまったなどのミスがありました。
THISになってから全くなくなりました!

4.基準値外の場合は、赤字になる! →施設ごとに基準値の設定が出来ます♪
新入職の方も一目でわかるので、再測定忘れなどのミスがなくなりました

3、もちろんタブレット以外のPC端末からも数値入力ができます!
例)手入力したい時、後ほど修正したい時、コメントを入力したい時 など

*コメント欄は受診者の“結果表に表示”、“スタッフのみに表示”があります。

 

中西が感じた便利ポイント

1.個々にあったコメント(VIPやクレーマーなど)がリアルタイムに共有出来る
受診日当日に受付さんが入力したものを検査室でもすぐに確認出来たので、前もって準備ができました。
また結果表とスタッフ間で表示するコメントが別にあったので、受診者さんには見えないような配慮もあってよかったです♪

2.検査技師が読影医や次年度検査する技師への申し送りメモを残せる
こちらは技師さんからの評判が良かったです♪

アルファインターナショナル
保健師/中西

健診システムの導入を
ご検討されている方は
お気軽にご相談ください