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【保健師ブログ 6月号】コロナ禍でも医療機関で必要な受診を。アルファはがん対策推進企業推進パートナーです。
コロナになってから健診(検診)に行きましたか!?
人間ドックやかかりつけ医の通院は継続されていますか。
コロナの爆発的な感染拡大があり、多くの医療機関で患者さんの数が例年と比べると減少しており、大きな病院ともなると数百人単位で減少している事もある様です。(下図:健診受診者数の減少統計図)
“医療費が減った”という意見もあるようですが、その反面“進行したがんが見つかった”“手遅れだった”というケースもあるようです。
状況が状況でしたので、“仕方ない”と言ってしまえばそれまでなのですが・・・・
定期的な受診や健診を過度に恐れる事は、健康上のリスクを上げてしまう可能性があります。
“ 不要不急”ではなく、“ 必要急”な受診もあるという事です。
過去は変えられないけど、未来は変えられる♪
健診の予約を是非してみましょう!!
日本の検診受診率は、低い!!
欧米では、がんによる死亡が頭打ち、もしくは減少してきています。
特にアメリカでは、1970年代からの国を挙げての取り組みにより、90年代前半からがんによる死亡が減少に転じています。一方、日本では依然、増加傾向が続いています。
なぜなのか・・・
ひとつには、がん検診の受診率の違いとも言われています。
近年、日本人のがん検診受診率は上昇傾向にあるものの、
アメリカでは乳がんと子宮頸がんの検診受診率は70~80%と言われているのに対し、日本では30~40%にとどまっています。
また、日本人で最も多い肺がんの検診受診率も男性で50%、女性では40%ほどです。
がん検診受診率50%を目標に国は取り組んでいます!!
~各都道府県が行っている取り組みを一部ご紹介~
- ◆受診勧奨(電話、リーフレット、はがきなど)
- ◆特定健診受診場所の拡大や情報提供
- ◆各地区の保健人材の育成と活用
- ◆健康づくりの施策推進
- ◆女性をターゲットにした魅力ある健診項目(肌年齢の測定)の追加
- ◆ショッピングセンター等の女性向けの会場設定
時間を割いて病院に行くのは腰が重いですが、
治療で長期入院になることを考えると定期健診に1日割いた方が
安心にもつながりますね(^▽^)/
予防接種などの健康管理も重要!
予防接種も大切!
特にお子さまの予防接種は月齢・年齢で罹りやすい疾患や対策すべき疾患を予防するべくスケジュールが組まれています。そのタイミングが大きく遅れたりすると、免疫が付くのが遅れ、重い感染症になるリスクが高まります。
高齢者における肺炎球菌ワクチンなども同様です。
がん対策推進企業アクション推進パートナーです!!
2011年3月から
がん対策推進企業等連携事業(がん対策推進企業アクション)では、職域におけるがん検診受診率向上を企業連携で推進していくことで、“ がん”と前向きに取り組む社会気運を醸成。企業が率先して「がん検診受診」の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。
≪企業が取り組める3つのがんアクションとは≫
- 1.がん検診の受診を啓発すること。
- 2.がんについて、会社全体で正しく知ること。
- 3.がんになっても、働き続けられる環境を作ること。
アルファインターナショナルは、健診システムを取り扱っておりますのでまずは社内も取り組んでいこうと2011年3月から推進パートナーとして参加させていただいております。
決して難しいことではないので、よかったら推進パートナーになってみてください♪
この取り組みの継続もあって、2021年9月 健康優良企業(銀の認定)を取得しました!