TOPICS

TOPICS

お役立ちトピックス 
保健師ブログ 
2023.10.24

【保健師ブログ 11月号】 インフルエンザとお茶

こんにちは!保健師のなかにしです(^▽^)/

肌寒くなりましたね。体調はいかがお過ごしでしょうか。

最近は夏でも流行るインフルエンザですが、これからの時期も注意していきたいですね。

予防接種は、11月頃から受け付ける医療機関が多いです。

薬の数に限りがあるので摂取ご検討の方は、早めに予約をとりましょう!

インフルエンザとは

インフルエンザウイルスに感染することで発症します。ウイルスはいろんな型があり、その年によって流行する型が異なります。感染力が強いため、学級閉鎖などをおこします。既に都内の保育園で園児半数が感染したと報告を受けています。

 

こんな症状がでたら、インフルエンザかも!?

急速な38度以上の発熱、咳やのどの強い痛み、全身の倦怠感 → 感染大!!!

今期はインフルエンザとコロナウイルス感染が同時流行することが予想されます。

自覚症状が現れたら、医療機関を受診しましょう。

 

インフルエンザと診断されたら・・・・

気になるのは休むのか。出社はいつからか。

お客さんとの打ち合わせ・・・・などなど気になりますよね。

大人のインフルエンザの出勤停止期間については厚生労働省の指針では明確な基準は設けられていませんが、インフルエンザの感染の拡大を防ぐためには会社を休まなければなりません。

こどもの場合は、学校保健安全法の理念に基づき定められています。

【 発症した後5日経過し、解熱した後2日を経過するまでは登校不可 】

*会社も同様のところが多いです。

予防策は?

★十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

インフルエンザウィルスに対する抵抗力を保つため、日頃から「バランスの良い食事」「十分な睡眠」を心掛けましょう。

★手洗い

飛沫感染:咳やくしゃみ】【接触感染:汚染したところを手でさわり口や鼻から感染】で感染します。こまめに手洗いをしましょう!咳やくしゃみをするときはハンカチなどの布で口を覆いましょう!

★換気と加湿

新鮮な空気と入れ替え、室内のインフルエンザウイルスを少なくしましょう。

インフルエンザウィルスは低温乾燥に強く、逆に高温多湿では増殖力や感染力を失います。

加湿器などを利用し、湿度50~60%に保つことを目指しましょう。

テレワークが多くなると・・・・

テレワークは出社している時に比べ人と話す機会が少なくなります。1人暮らしの場合、1日誰とも話していない!なんてこともあるかもしれません。仕事のことではなくても、少し日常会話程度の内容を話すと気持ちが整理されることがあります。

「最近体が重いな」「なんだか体調がすぐれないな」

「あー!吐き出したい」そんなときは、お気軽にお声かけくださいね(o^―^o)

ちょっと一息!お茶について(^^)/

仕事で疲れたときにお茶を飲んでほっと一息……。

お茶がもたらすリラックス作用を実感している人は多いのではないでしょうか。

お茶に含まれるさまざまな成分には、こうしたリラクセーション効果以外にも多くの機能性や作用があることが分かっています。改めてその効用を知って、豊かなお茶の時間を楽しみましょう。

お茶の種類

大きく分けると紅茶に適した「アッサム種」と、緑茶に適した「中国種」の2つがあり、それぞれ次のような違いがあります。

お茶の良い作用♪

【カテキン類】

お茶特有の渋味や苦味を感じさせる成分で、抗酸化物質であるポリフェノールの一種です。

  • 抗酸化作用
  • 肥満予防
  • 抗がん作用(消化器系・肺・脾・腎・乳腺・皮膚がんなど)
  • コレステロール低下
  • 血圧上昇抑制
  • 抗菌作用(食中毒菌、コレラ菌、O-157、白癬菌など)
  • 虫歯予防
  • 抗ウイルス(インフルエンザウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)など)
  • 腸内細菌叢改善
  • 抗アレルギー
  • 消臭

 

【テアニン(アミノ酸類)】

緑茶(せん茶)100gに含まれるたんぱく質は24.5g

アミノ酸は10数種類~20種類ほど含まれ、その大半を「テアニン」が占めています。テアニンは別名「グルタミン酸エチルアミド」といい、上品な甘さやうま味があるのが特徴です。

  • リラックス効果
  • 抗ストレス作用
  • 血圧降下作用
  • 睡眠改善作用
  • 脳神経機能調整、認知症予防

 

【カフェイン】

カフェインには中枢神経を興奮させる作用がありますが、麻薬のような中毒性はなく、手軽にリフレッシュできるのが大きなメリットです。お茶が古くから世界中で愛飲されてきた背景に欠かせない成分の一つといえますね。

  • 覚醒作用
  • 強心作用
  • 大脳への刺激
  • 利尿作用

 

【ビタミン】

ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれています。

  • 抗酸化作用
  • 抗がん作用
  • 口内炎予防
  • 抗ストレス作用
  • 抗アレルギー作用
  • 抗酸化作用
  • 老化抑制作用

いかがでしたか。

冷たいお茶もよいですが、内臓を温めるためにも温かいお茶や白湯などを飲みましょう♪

健診システムの導入を
ご検討されている方は
お気軽にご相談ください